栽培環境

当社は、花にストレスがかからない最高の環境に立地し、周年出荷をしています。

標高920m。気温-16℃〜35℃。

高地特有の大きな寒暖の差や低湿度は、花の発色を良くし高品質のアルストロメリアの栽培に最適です。



栽培規模

ハウス15棟。栽培面積6000m2 (60a=1800坪=6反歩)。

出荷量=85万本/年


栽培方法

自家製有機堆肥「アキラ」のみを使ったハウス栽培。

ストレスが少ない環境で有機堆肥の栄養を十分吸収して育ったアルストロメリアなので、花もちがよく、花瓶の水が傷みにくいです。


栽培施設

ハウス15棟全て、エコプロダクツ大賞受賞の省エネハウス「ベストカップルハウス」仕様。

高冷地での冬のハウス栽培に暖房は不可欠です。燃料は高騰し続ける中、燃料費削減は私たちの大きな課題です。
省エネ・エコへの意識が高まる昨今、新しい省エネタイプの暖房器具も多数開発されていますが、いくら暖房しても熱が逃げては仕方ありません。だから当社では高機密のハウス構築という選択を選びました。
既存のハウスの外観にフィルムの層を増やし、ハウス内にはエアバッグを設置し空気膜を厚くする事で、夏は遮熱、冬は暖房効果を高めます。


燃料費は施行前の45%削減と試算しています。


自家製有機堆肥「アキラ」

開発した先代社長のの名前をとって「アキラ」と命名された自家製有機堆肥には、次のような特長があります。

土にストレスがない

主原料のカラマツ樹皮は多孔質(スポンジ状)のため、ほどよい空気の層ができ、土の中の微生物が呼吸できる環境をつくります。ハウスの中を歩く感触は、林の中のようにフワフワしています。ストレスがない温もりある土壌だからこそ、豊かな花を咲かせます。

栄養価が高い

有機堆肥の栄養価は化学肥料に比べると低いと思われがちですが、微生物がカラマツ樹皮を分解する際の活力(餌)に使っている酒粕、大豆、きのこなどの栄養価が高い残渣は、完熟して堆肥になった後もその栄養価を保ちます。

ごみゼロのエコ堆肥

主原料は本来ごみとして処分される産業廃棄物。選花場から出る大量の切り落とされた茎や葉さえも、1年半後に堆肥となって花を育てます。有機堆肥で育った植物の循環型リサイクルが実現しています。



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